ステロイド軟膏を使用した後の副作用、症状別リスト

化粧品について知っておくべき新事実！

私はこれまでステロイドを顔に使った恐ろしさを嫌というほど見てきました。その本当の恐ろしさをお伝えしたいと思います。

アレルギー等のトラブルを持っている方が常用する軟膏はほとんどがステロイド系のものです。ステロイドをずっと使い続けてきたお客様はお手入れ開始後三日もしますと、いわば「禁断症状」が現れます。

例えば、軟膏はあくまで一時凌ぎにしか過ぎませんので、吹き出物や化粧品カブレなどの口の回りにできた小さな湿疹等に頻繁に使用していると、そのうちに何度用いても全然発疹が引かなくなります。そして、それどころかだんだんと顔が真っ赤に腫れ上がるようになり、ついには、リンパ液が出てきたり、皮膚が薄くなっているので、ヒリヒリと痛みだしてきたり、毛細血管が浮いてきて、紅斑が出てくる等の恐ろしい副作用が出てくるのです。そして、それが全身に回り白内障になったり、一度浸透すれば今の医学では取り出すことができません。

刺激が弱いと言われている外用のステロイド軟膏でも、二週間も使うと副作用が出てくることを決して忘れてはいけません。ステロイド軟膏は治療薬というよりは、あくまで症状を一時的に抑えるだけのものです。ただそれだけのためにこんなに恐ろしく副作用のあるものを使用するのは絶対に避けなければなりません。なんとか、これを使用せずに吹き出物を抑える方法を考える方が遥かに賢明だと思います。

皮膚科に来院される患者さんの中でも、１０％以上がステロイドによる皮膚病だということです。どうしても使用する必要性がある場合でも、医師の指導のもとに、一番弱いものを最長でも三日間使用するのが限度と言われています。

ステロイドの副作用で主な症状を挙げておきますので、ステロイドの恐ろしさをしっかりと頭に入れておいて下さい。

�@皮膚にひび割れたような線が入る

�A毛細血管が拡張する

�B皮膚が薄くなり、萎縮する

�C皮膚が赤くなり、内出血による斑点ができる

�Dステロイドによるニキビができる

�E皮膚の色素が抜ける

�F傷の治りが悪くなる

�G毛深くなる。満月状の腫れた顔になる

�H手術をしたり、出産時に大出血をする場合があるといわれている

�I視覚機能に大きな障害をきたす場合もある

�J産まれた子供にトラブルがでる場合もある

その他、このように多くの恐ろしい症状が出てくるので、顔や首にちょっとトラブルが出たからといって絶対に使わない方が良いです。ある方の例では、一年半ステロイドの治療を続け、ステロイドを止めた途端、リバウンド状態が表れ、強烈な痒みと掻きむしった痕で血膿まみれになった揚げ句、白内障になったという恐ろしい結果を招きました。それほどステロイド軟膏の副作用は凄まじいのです。

ステロイド軟膏は使わずに水で冷やすとか、他の方法を考えることが極めて大切です。

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